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2019.01.14 Monday

相続法改正(その1)〜自筆証書遺言の方式緩和

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    ついに改正相続法の一部が本年1月13日よりスタートしました。自筆証書遺言の方式の緩和です。

     

    これまでは、自筆で遺言を作成する場合は、全文を財産目録も含めて自書する必要がありました。従って財産目録を自書する際に記載ミスがあると、初めから書き直すことも多々ありました。今後は、本文と財産目録を区別して、財産目録のみをワープロ打ちすることができるようになりました(民法968条◆法この目録の代わりとして、登記事項証明書や預金通帳のコピーを利用することも認められています。

     

    従来、全文を自筆でかくことを要求していた趣旨は、遺言が効力を生じた時点で、遺言者がこの世にいないため、遺言書の意思を確認する術が無いということからでした。そのため、今回の改正にあたっても、財産目録からも遺言者の最終意思を担保するために、各ページ毎に遺言者の署名&押印を要求しています。

     

    法務局での自筆証書遺言の保管制度も2020年7月10日からスタートします。こういった一連の改正は、これまで遺言を利用しなかったヒトに対して、遺言の利用を促すことにあります。これまで遺言の利用を考えていなかった方も、これを機会に遺言書の作成を検討してみてはいかがでしょうか?

     

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