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2019.01.03 Thursday

遺言書を書こう!(12)〜相続関係が複雑な場合

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    最近は、離婚や再婚が珍しくありません。

     

    相続で揉めるのは、先妻との間にできた子と現在の配偶者が一番多いように思います。また、再婚した配偶者との間に子がいるようなケースはさらに複雑になってきます。

     

    遺言書を書くにあたっては、子らに遺留分が存在するために、何らかの手立てが必要になります。出来れば、生前に自らの遺志を推定される相続人に明らかにしておけば良いのですが、できない場合には、附言事項を利用してどうしてこのような内容の遺言を作ったのかを明らかにしておくことが必要でしょう。

     

    2019年は、いろいろな意味において、相続法が大きく変わります。

     

    遺留分も改正法が施行されれば、金銭での請求しかできなくなります(民法1046条)。不動産しかめぼしい財産が無いようなケースでは、まず現在住んでいる配偶者や子に居住する権利を確保しておく必要があります。そのためにも、うまく配偶者居住権(民法1028条)を利用することをお勧めします。現在の配偶者と20年以上婚姻関係にあるのであれば、生前に贈与しておくことも、一つの方法です(民法903条ぁ法

     

    なお、改正法の施行後でないと、自筆証書の内容について効力が生じないので、その点は注意願います。

     

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