2020.02.10 Monday

7つの習慣(その8)〜相互依存のパラダイム

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    私的成功(自立)を収めることができたならば、公的成功(相互依存)に向かうべきと、コヴィー博士は言っています。ヒトは、産まれてきたときは、「依存」しないと生きていけませんが、成長していく過程で、「自立」することが必要です。さらに成長していくためには、「相互依存」という一見矛盾するパラダイムを持つことが必要です。

     

    実りある人間関係は、安易には築くことが出来ないということも言っています。自分に打ち克って成功することができなければ、他者との関係において、公的成功を収めることができないとも、言っています。私的成功は、公的成功に先立つもので、自分を律し、自制することが、他者との良好な関係を築く土台となるとも言っています。

     

    コヴィー博士は、他者との関係において、「信頼口座」に多くの蓄えを持つことを推奨しています。

     

    「信頼口座」とは、銀行の預金口座のようなもので、信頼を多く得られれば残高が増え、必要なときに引き出せます。人と人との間で生まれる信頼を蓄えておくことが、人間関係における安心感につながると説いています。何か失敗をしたとしても、信頼のレベルが高ければ、つまり信頼残高が多ければ、引き出して使うことができます。

     

    <信頼口座の残高を増やす方法>

    1 相手を理解する。

    2 小さなことに気遣いをする。

    3 約束を守る。

    4 期待を明確にする。

    5 誠実さを示す。

    6 引き出してしまったときは、心から謝る。

     

    ☆ 愛の法則・・・無条件で愛することによって、相手は安心感を得て、心が安定する。

     

    ヒトは無条件の愛を受けることによって、自然な成長が促され、人生の法則(協力・貢献・自制・誠実)に従って生き、自分の中に潜在する大きな可能性を発見し、それを発揮できるようになると説いています。

     

    相互依存関係で成り立っている社会では、P(成果)に問題があるときこそ、PC(成果を生み出す能力)を高めるチャンスであるとも言っています。子どもが問題を抱えているときこそ、親子関係を深めるチャンスなのです。

    このパラダイムシフトが重要です。

     

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