2019.06.18 Tuesday

「8050問題」を考える

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    先日の川崎市での殺傷事件で、改めてクローズアップされた「8050問題」ですが、「8050問題」というコトバをご存じでしょうか?

     

    「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子どもを支えている家庭が多く、親の超高齢化に伴って、近い将来に子が生活できなくなるといった問題です。

     

    内閣府の調査によると、ひきこもりの子を抱えている家庭は意外に多く、15才〜39才でひきこもっているヒトは、約54万人です。

     

    また、40〜64才でひきこもっているヒトは、約61万人もいるようです。このうち、76.6%は男性です。ひきこもっている男性のうち、40代は38%、50代は36%、60代は26%と一度ひきこもると長期化してしまう傾向があるようです。

     

    ひきこもりとなったきっかけは、‖狄Α↓病気、人間関係がうまくいかなかった、た場になじめなかった、ソ活の失敗というコトです。

     

    人生を長く生きていると、さまざまなトラブルに遭遇しますが、なんらかのきっかけで引きこもってしまい、自分だけではなく周囲の家族にも影響を及ぼすことになります。何度失敗しても、チャレンジしやすい世の中であってほしいと願うばかりです。ひきこもりのパラサイトを抱えている家庭には何らかの支援を早急に検討する必要があります。

     

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    2019.06.11 Tuesday

    「遺言」について

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      「牛や魚は死ぬとき遺言をしない。鳥や松の木も死ぬとき遺言をしない。遺言するのは人間だけである。死ぬとき自分以外に他あるを顧みてそこに何か責任上の一言を遺しておく。これ人間が万物の霊長たる由縁であろう。」

       

      これは、芸術家岡本太郎の父である岡本一平の「非凡人と凡人の遺書」の一節です。

       

      人間が人間たる由縁は、死ぬときに周囲の人のことまで考えて、きれいに死んでいくというのは、やはりいつの時代においても必要な気持ちがします。

       

      「空き家」問題や「所有者不明土地」の問題が取り上げられる昨今、後の世のことまで考えて、遺言を残しておきたいモノです。

       

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      2019.05.15 Wednesday

      令和の未来年表

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        令和時代に入りました。昭和で30年、平成で30年生きてきて、現在60才のわたしですが、令和で何年間生きていけるか分かりませんが、令和時代の未来の年表を見てみましょう。

         

        令和2年(2020年)・・・東京オリンピック

         

        令和4年(2022年)・・・団塊世代が75才となる。

                                               〜「おひとりさま」が本格化する。

         

        令和6年(2024年)・・・団塊世代が全て75才以上となり、医療費が増大する。

         

        令和7年(2025年)・・・大阪万博

                                                 〜 認知症患者が700万人に達する。

                                                 〜 全ての都道府県で「おひとりさま」が最多となる。

         

        令和9年(2027年)・・・リニア中央新幹線開業

         

        令和15年(2033年)・・・「空き家」が3割を超える。相続ラッシュ?

         

        令和17年(2035年)・・・65才以上の人口が3人に1人に!年金は大丈夫か?

         

        令和22年(2040年)・・・ひとり暮らしの高齢者が896万人になる。

         

        令和24年(2042年)・・・高齢者がピーク

         

        この先の30年はあまり良いニュースがありません。年を重ねるにつれ、それなりに対策が必要となりそうです。もっとも、高齢者が貧困化していけば、年金制度が崩壊する前に、高齢者に一定の金額を支給する新たな制度が始まるかもしれませんが・・・。

         

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        2019.05.04 Saturday

        60才からの就労について考える!

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          わたしも60才になり、サラリーマンの同級生は、本年3月で定年を迎えています。もっとも、民間会社の定年は誕生月が多いようですので、60才到達時に定年を迎えて、関連会社に配属された者もいます。いずれにしても、定年後も引き続き再雇用や嘱託というカタチで働き続けている場合が多いようです。

           

          総務省統計局の「労働力調査」によると、2018年で60才〜64才で働いている者は、男性で81.4%もいます。女性でも56.9%が働いています。65才〜69才では、男性で57.6%、女性で36.5%が働いています。70才〜74才においては、男性で38.2%、女性で23.0%が働いています。75才以上においても、男性で14.8%、女性6.4%が働いています。

           

          今や健康で働けるうちは、男女ともに働いている時代と言えるでしょう。もっとも、好きで働いているのか、生活のために無理してでも働いているのかでは大きな違いがあるでしょう。年金がアテにならなくなっている昨今、体が動くうちは、少しでも老後のために稼いでおきたいヒトが多いのではないでしょうか。

           

          日本と他国を比較した場合、2017年の日本で働いているヒトの割合は、60才〜64才で、男性で79.2%、女性で53.6%なのですが、米国の男性60.4%、女性49.6%やドイツでも男性63,7%、女性53.3%ということで、日本人がいかに高齢でも働いているのか改めて知ることになります。イタリアは、男性49.3%、女性30.5%、フランスにいたっては、男性28.6%、女性29.8%と国民性や社会保障制度の違いがあるものの、顕著に異なっています。

           

          60才を超えても、健康な高齢者が多いことは好ましいことですが、人生100年時代をマネーのことを考えずに気楽に過ごせる社会であってほしいと願うばかりです。

           

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          2019.02.20 Wednesday

          定活のすすめ

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            「定活」という言葉をご存じでしょうか?

             

            「定活」とは、定年後に備えて、準備をすることを意味します。私は早期退職をしたため、少しだけ定年前に退職したのですが、同世代や少し前に退職した先輩方の話を聞いてみると、60才の定年後の生活は、いろいろな意味で一変します。

             

            私自身も経験したことですが、いざ会社を辞めて組織から離れてみると、新たに一から人間関係を築くことになります。リタイヤ後に何もしなければ、全く人付き合いがなくなってしまうかもしれません。特に転勤で住所が一定しない職業であればなおさらです。地元に帰ったとしても、そもそも地元で働いている同級生が少ないのに驚きます。

             

            会社に定年後も勤めたとしても、現在の再雇用制度は、定年後のシニア層に対して、けっこう冷たいような気がします。上下関係が変わるのはまだ我慢ができるとしても、責任があいまいで、何を期待されているのか分からないといったことから、モチベーションが上がらず、1ないし2年で辞めてしまう人も多いようです。

             

            リタイヤ後は、家にいても居場所はなく、日中は図書館通いという人も珍しくないようです。まだ元気な60代なので、ハローワークで仕事を探そうとしても、地方では仕事の種類は限られており、満足のいく仕事と出会うことは少ないのではないかと思います。

             

            このような意味でも、50才になれば、定年後の生活をイメージして、60代の定年後の準備をしておくことが必要な時代と言えるでしょう。

             

            私は自営業を始めたのですが、会社員の意識が抜けるまで時間がかかりました。経済活動でもっとも大切なコトは、ターゲットを絞って、対象となるお客様に、どのようにすれば満足のいく商品を提供できるかにかかっています。マーケティングの技術も必要となるため、やはり事前の準備が必要であることを痛感しています。

             

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            2019.02.12 Tuesday

            相続登記は義務化されるの?

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              法務省が所有者不明土地が増えている現状を打開するために、民法と不動産登記法の改正に乗り出すようです。

               

              具体的には、相続登記の義務化や土地所有権の放棄制度の創設を考えており、法制審議会に諮問して、2020年の国会に法案提出する方向で動き出すようです。

               

              2016年の時点で、所有者不明の土地は、約410万ヘクタールに達して、九州全土の面積に匹敵しています。現在も増え続けており、20年後には、約720万ヘクタールに達して、北海道全土の面積(約780万ヘクタール)に匹敵する広大な敷地が所有者が不明な土地となることが推測されます。さすがに、このような異常事態を国としても見過ごすことができなくなったというコトでしょう。

               

              ただし、相続登記を義務化したとしても、現在の地方で老親が暮らし、子が都会で暮らしたまま帰ってこないという状況が続く限り、結局は、地方の土地は、固定資産税を払い続けるだけの厄介なモノという位置づけは変わりません。田舎の不動産に何の愛着も未練もない子らにとっては、相続放棄が増えるだけという結果に終わりそうな気もします。たとえ、罰則を設けたとしても、相続登記が今まで以上に促進されるかは疑問です。地方の土地でも売れる土地は良いのですが、郊外の農地や山林を含む土地にあっては、なかなか後を継ぐ者がいないのが現状ではないでしょうか。むしろ、大都会に権力や経済を集中させる従来型の構造を改めて、地方の都市機能を充実させる方向に梶を切っていかないと、国としての将来が危ぶまれてなりません。つまり、地方が暮らしやすく、リタイヤ後は田舎に戻ってのんびりと生活ができるとった政策を考えていかないと行く詰まってしまうように思います。もっとも、これには社会保障政策の充実も欠かせませんが・・・・。

               

              土地所有権の放棄の問題も根っこは同じで、地方での土地活用が促進されれば、土地を放棄するヒトも少なくなるので、結局は魅力のある住みやすい地方が出現するか否かにかかっているのでしょう。活用する途が無ければ、県も市町村も遺言をしても受け入れない現状から見て、問題の抜本的な解決策にはならないでしょう。少なくとも、当面は国が不要な土地を適正な価額で100%買い上げる仕組みを作って、買い上げた土地を有効に再利用する方策を考えていくことが賢明な方策でしょう。土地の問題は国土の問題なので、国も真剣に取り組んでいただきたいモノです。

               

              所有者が一部不明でも、共有者のうち、一人でも現存すれば、土地活用ができるという仕組みは重要で、相続人が増えてしまって行方不明の者が一部いるようなケースでは、家裁の財産管理人の手続を経ずに活用できる途ができれば、それはそれで有効でしょう。私もかつては、岡山県の津山時代に、苫田ダムの土地活用を巡って、さんざんに苦労した経験があるので、農地や山林は実際の所有者が当時に現存していたかすら不明の土地というものは、現実には数多く存在しています。現在分かっている人のみで、公共的に土地利用ができるのであれば、それはそれで、土地活用の途は開かれるモノと思います。

               

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              2018.12.18 Tuesday

              高齢者と学生が同じ屋根で暮らすことについて

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                全国各地で、高齢者の自宅の空き部屋に学生が下宿して、交流したり助け合ったりする「異世代同居」の取り組みが広がっているということです。

                 

                高齢者にとっては、若者と交流することにより、孤立化を防ぎ、ボケ防止になります。また、自己の見守りにもつながり、「孤独死」を防ぐ意味合いもあります。年金だけでは心許ない高齢者にとっては、定期的に生活費の不足分を補えるというのは一石二鳥というか三鳥だと思います。

                 

                学生にとっても、下宿代が安くなり、経済的に苦しくなっている現代の学生の状況からみても、メリットは大きいように思います。また、高齢者と交流することにより、それぞれの人生から得た「知恵」のようなモノを受け継ぐこともでき、単純にマネーだけの問題だけではないような気もします。

                 

                山口県においては、山口市(山口大学・県立大など)をはじめ、宇部市(山大医学部・工学部・宇部高専など)・下関市(市立大学・東亜大学など)・周南市(徳山大学・徳山高専)など多くの学生を抱える市町村があります。また、老齢化が他県と比べて10年進んでいる言われ、昨今の「おひとりさま」が急増しており、持ち家の比率が高く、広い家を構えている高齢者が多いという現状から考えると、こういった取り組みは必要なような気がします。

                 

                わたしの周囲を見回しても、元気な高齢の「おひとりさま」が多く、広いお家を持て余している方も多いように思います。こういった資源の有効活用のためにも、行政やNPO団体が名乗りを上げてほしいと思います。

                 

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                2018.11.25 Sunday

                エンディングノート&遺言書をかこう!(その5)

                0

                  今回は、70代、80代を意識して作成したおひとりさま専用の「マイライフノート」について解説します。

                   

                  このエンディングノートは、高齢者を意識して作った関係で、文字を大きくして見やすくしました。記載する部分も大きくしてあります。そのため、記載する部分を少なくしたり、項目を省略するなどして、絞り込みました。

                   

                  つまり、.ぅ鵐拭璽優奪抜慙△両霾鶺載欄は割愛しました。▲ぅ戰鵐班修盂箘Δ靴泙靴拭資産における、年間収支表も割愛しました。ぅレジットカードや電子マネーの欄や口座引落しのページも割愛しました。ゥ撻奪抜慙△両霾鵑賄初は割愛していましたが、昨今の高齢者は、70代においてもペットを飼育している方が多いという情報に接して、このページは復活しました。従って、どちらのエンディングノートにおいても、ペット関連のページは備わっています。

                   

                  「マイライフノート」の一番の特徴は、終末期医療の項目を詳しくしたことです。死後事務委任についての項目も設けました。資料として、「遺贈・寄付先」の一覧を添付しています。

                   

                  もっとも、ヤマノ事務所のエンディングノートの特徴は差し替えが容易なことなので、付けていない項目を増やすことも、必要の無い項目を削除することも容易なので、各人に合ったマイエンディングノー

                  トを作ることが出来ます。

                   

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                  2018.11.24 Saturday

                  エンディングノート&遺言書をかこう!(その4)

                  0

                    今回は、50代、60代、を意識して作ったエンディングノートである「セカンドライフノート」の解説をします。

                     

                    これは、70代、80代のおひとりさまをイメージして作った「マイライフノート」とはいくつかの点で異なっていますので、この点について、説明します。

                     

                    1 ライフプラン について

                     インターネット関連の情報を記載することができるページを設けました。

                    終活においては、デジタル遺品となるであろうパソコン上のデータやスマホの情報、Webサイト上のアカウントなどの情報は今後はますます重要となってきます。消してほしいサイトがパスワードが分からずにそのままになってしまうことも多いのではないかと思います。終活にあたっては、一度整理をしておくことをお勧めします。自分が亡くなった後に、デジタル情報を消すのか、残しておくのかを決めておくことが必要です。

                    ライフイベント表を設けました。

                    定年後のビッグ行事や多額の出費を要するイベントについては、予め予想をして対策を立てておく必要があります。自宅の改修や海外旅行、クルマの買い換えなど将来的にどのようなイベントがあるのか書いておくことで備えることが出来るようになります。

                     

                    2 資産 について

                    年間の収支のページを設けました。

                    定年退職後は、年金収入が収入の柱となります。完全に引退すると、それまでに積み立てた資産を切り崩していく生活に入ります。そのため、ざっくりとでも、年間の支出額を計算しておくことをお勧めします。つまり、月々年金との差額がどれくらい生じて、毎月いくら資産から崩していくのかを計算しておくのです。

                     

                    3 ラストプラン について

                    ペットの情報を記載するページを設けました。

                    ペットは高齢者にとって家族の一員という感じになりつつあります。イヌやネコは大事に育てれば、10年〜15年はゆうに生きています。場合によっては、自身より長生きをすることもあります。そうなった場合の里親さんも探しておく必要がある場合もあるでしょう。その場合は、そのペットの情報(好きなエサやペット保険など)も書いておく方がよい場合があります。

                     

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                    2018.11.17 Saturday

                    エンディングノート&遺言書をかこう!(その3)

                    0

                      今回は、ヤマノ事務所で作成したオリジナルのエンディングノートについて説明します。

                       

                      ヤマノ事務所では、終活を考える際のツールとして、定年後の「セカンドライフ」を意識した「セカンドライフノート」とご高齢のおひとりさま専用の「マイライフノート」の二種類を作りました。

                       

                      紙面の都合上、今回はそれぞれのエンディングノートに共通する項目について、説明させていただきます。

                       

                      まず、このエンディングノートは、(1)ライフプラン、(2)資産、(3)ラストプラン、の3部構成です。

                      (1)については、仝朕佑隆靄椶箸覆訃霾鵝↓⊆分史・将来の夢、MЭ諭γ凌諭親戚の名簿、ぐ緡邸壁体髻砲砲弔い董↓ゲ雜遒砲弔い董↓Ε薀ぅ侫廛薀鵑鮖戮┐討れる人、を書くようになっています。介護関係で困ったときの相談先として、市役所の窓口や地域包括支援センターなどの情報も載せています。

                      (2)については、’金関係(定期的な収入)、⇒唾金・有価証券その他の金融資産、J欷院↓ど堝飴此↓イ修梁召了饂此↓ι藝帖兵敍金・ローン)などを書くようになっています。

                      (3)については、,錣燭靴隆蠅ぁ↓⊇末期医療について、A魑靴砲弔い董↓い墓について、グ筝製颪砲弔い董↓β臉擇平佑悗離瓮奪察璽検△覆匹鮟颪ようになっています。巻末には、相続に関する地域の情報を満載しています。

                       

                      いずれのノートも差し替えができ、必要な箇所はコピーをとるなどして、差し挟むこともできます。それぞれ各人の事情に応じて、項目を増やすことも減らすことも自由にできるので、マイエンディングノートを作成することができます。

                       

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