2018.12.19 Wednesday

高齢者の雇用状況(平成30年)

0

    厚生労働省より、平成30年「高年齢者の雇用状況」(6月1日現在)の集計結果が公表されましたので、解説します。なお、今回の集計結果は、従業員31人以上の企業15万6989社を対象としたモノです。従業員31人〜300人規模を「中小企業」301人以上規模を「大企業」としています。

     

    1 65才までの高年齢者雇用確保措置のある企業は、15万6607社(99.8%)です。

     〜 従業員51人以上規模の企業では、99.9%です。つまり、ほとんどの企業で65才までの継続雇用は実現しています。ただし、希望者全員を65才以上の雇用継続制度の対象としているのは71.0%、労使協定により対象者を限定する基準があるモノが29.0%でした。

     

    2 65才定年企業は、2万5217社(16.1%)です。

      〜 大企業9.4%に比べて、中小企業16.8%でした。65才定年企業というのは、まだまだ少ないようです。

     

    3 66才以上働ける企業の状況

      66才以上働ける制度のある企業は、4万3259社(27.6%)です。

      〜 大企業21.8%に比べて、中小企業28.2%でした。

     

     ◆70才以上働ける制度のある企業は、4万0515社(25.8%)です。

      〜 大企業20.1%に比べて、中小企業26.5%でした。

     

      定年制廃止の企業は、4113社(2.6%)です。

      〜 大企業0.5%に比べて、中小企業2.9%でした。

     

    * 全体的に大企業の方が、定年延長・廃止に消極的で、中小企業は人材難を反映してか、定年制廃止を含めて、延長に積極的のようです。希望者全員が66才以上働ける企業の割合は、10.6%でした。まだまだ60代を同一企業で継続して働き続けることは困難なようです。31人以上の規模の企業において、60才以上の常用労働者数は、363万人で、11.7%を占めるようになりました。60〜64才が約206万人、65〜69才が約110万人、70才以上が約46万人と増加の傾向にあります。

     

    ホームページはこちら

     

     

     

    2018.12.06 Thursday

    後見制度支援信託の利用状況について(H29)

    0

      平成29年度(平成29年1月1日〜平成29年12月31日まで)の後見制度支援信託の利用状況が発表されていましたので、解説をさせていただきます。

       

      平成29年度に後見制度支援信託が利用された成年後見人及び未成年後見人の数は、4533人、信託財産額は約1460億0300万円でした。(信託財産額の平均は、約3220万円です。)

       

      年度別の利用人数を見てみると、平成24年2月1日からこの制度は始まったのですが、平成24年度98人、平成25年度540人、平成26年度2767人、平成27年度6603人、28年度6963人と順調に増加していたのですが、平成29年度は4533人と減少に転じました。これは、おそらく平成27年度、平成28年度が過去の継続中の後見事件で管理財産額が多額であったモノを後見制度支援信託に切り替えた結果であって、平成29年度になり、落ち着いてきた感があります。そのように考えると、今後は3000人程度の利用が続くのではないかと推測します。

       

      このことは、後見制度支援信託の年度別の新規開始事案と管理継続中の事案の推移をみても明らかです。つまり、平成27年度は、新規開始事案1394人、管理継続中事案5209人、平成28年度新規開始事案1590人、管理継続中事案5373人でしたが、平成29年度は、新規開始事案1509人、管理継続中事案3024人でした。

       

      (注)「新規開始事案」とは、後見開始時又は未成年後見人選任時において後見制度支援信託の利用が検討され、信託契約が締結された事案であり、「管理継続中事案」とは、「新規開始事案」以外のすでに管理が継続中の事案です。

       

      つまり、管理継続中の事案を後見制度支援信託に切り替える作業が一段落すると、毎年の新規開始事案である1500人+αで落ち着くようになるでしょう。この数が多いのか少ないのか微妙なトコロはありますが・・・・・。

       

      ホームページはこちら

      2018.08.05 Sunday

      統計から読み解く山口県の現状(その2)

      0

        統計から読み解く47都道府県ランキングの続報です。

         

        前回の山口県の現状(その1)では、山口県の大学進学率の低さを問題としましたが、学習塾の件数が666軒(1000人あたり4.61軒で全国13位)であることが判明しました。もっとも、この軒数が学力テストに結びつくモノではありませんが・・・。また、雑誌・書籍購入費では、年間1万6114円(全国7位)と健闘しています。つまり、学習意欲のある者は、山口県には多いのではないかという結果でした。

         

        一方、父子・母子家庭数が10200世帯で100世帯あたり8.68世帯と多く(全国7位)、この数が影響しているのかもしれません。離婚して実家のある山口県に子どもを連れて戻った場合に、経済的に苦しくなるというのはよくあることでしょう。高齢者が多い県だけに、世帯としては余力がないケースが多いのかもしれません。県内に大学があまりないために、進学を諦めることもあるのかもしれません。もっとも、今のご時世、大学を出たからといって稼げるワケでもありませんが・・・。

         

        この件数とイヌ・ネコの殺処分との相関関係があるということで、環境省の統計・資料を調べてみました。

        平成28年度のイヌとネコの引き取りと譲渡・処分数は、山口県の場合は、イヌで「引き取り1397頭、譲渡1164頭、処分142頭」ネコで「引き取り1915頭、譲渡1066頭、処分836頭」でした。それでも、平成27年と比べると、殺処分が2175頭減少して、減少した数は全国1位ということです。県内でいくつも譲渡会が行われています。罪の無い仔猫が生きていくためには飼い主をまず探す必要があります。また、殺処分の件数を減らしていくためには、まずは避妊手術をして、罪の無い仔猫を増やさないことが大切です。保護されるイヌ・ネコが減って、殺処分されるイヌ・ネコも減っていくことを願うばかりです。

         

        ホームページはこちら

         

        2018.07.29 Sunday

        統計から読み解く山口県の現状(その1)

        0

          先週に引き続き、「統計から読み解く47都道府県ランキング」から見た山口県の現状を解説します。

           

          山口県は、65才以上の高齢者人口の比率が高く、100人当たり32.78人と全国4位です。1位秋田県、2位高知県、3位島根県に続いての4位でした。逆に生産年齢人口では、100人当たり55.02人と全国44位と後ろから4番目でした。もっとも、これは47位島根県、46位高知県、45位秋田県に続いての44位なので、ほぼほぼ高齢者人口と相関関係があるようです。詰まるところ、山口県は65才以上の高齢者の比率が高く、生産者人口(15才以上65才未満)は少なく、経済の成長はあまり望めそうにありません。

           

          驚くべきは、大学進学率です。全国の平均は54.7%で高校を卒業した者の過半数が大学に進学しているのが現状なのですが、山口県はなんと、42,7%で45位でした。後ろには、沖縄県しかいません。かつて教育県と言われ、末は博士か大臣かと言って、教育にはお金をいくらかけても良いと言った風潮はどこにいったのでしょうか?あまたの政治家と学者を輩出している山口県にあって、この体たらくは目に余るモノがあります。生産年齢人口の比率が低いこととの相関性はあるのでしょうか。以前に比べて、都会で下宿させるのにおカネがかかることも事実でしょうが、優秀な子どもが大学に行けていない現実があるのであれば、なんとか考えないといけないような気がします。

           

          一方、携帯電話の通信料は、山口県は年間13万0840円で全国3位でした。全国平均は、年間10万6457円、月額では約8800円です。1位高知県、2位石川県に続いての堂々3位でした。エンゲル係数と負の関係にあるということで、生活に余裕がないと、携帯電話の通信料は上がらないので、山口県はこの意味では裕福な県と言えるのかもしれません。それでは、大学進学率があまりに低いのはいったいなぜなんでしょうか?

           

          ホームページはこちら

           

           

          2018.07.22 Sunday

          山口県は、ガソリン消費量と鶏肉消費量が全国1位!

          0

            統計から読み解く47都道府県ランキング(日東書院:久保哲朗著)によると、

            山口県は、自民党の得票率は当然としても、ガソリン消費量、鶏肉消費量ともに全国1位ということです。

             

            ガソリン消費量ですが、総務省の家計調査をもとに、2人以上の世帯の年間ガソリン消費量を比較した結果、消費量が高かったのは、1位山口、2位山形、3位富山で、最小は1位東京、2位京都、3位兵庫でした。都市部では少なく、地方では多いといった当然の結果ではありますが、山口県は、813.3L(偏差値70.54)でダントツ1位でした。数値は、2011年から2016年の5年間の平均値ということです。自動車の普及率は全国26位と特段高いわけではないので、持っている人が通勤や通学、買い物に頻繁に自動車を使っている実態が垣間見えます。

             

            鶏肉消費量についても同様で、数値は2012年から2016年の平均値です。1位は山口(1万9072グラム)、2位福岡(1万9037グラム)、3位熊本(1万9027グラム)以下、広島、大分と続きます。鶏肉消費量は九州を中心に西日本で多く、東日本が少ないのが特徴です。牛肉の消費量との相関関係が認められ、牛肉が食べられるトコロは鶏肉も食べられているようです。相関関係で言うと、タイ、エビ、アジ、サバの消費量とも関係があるようです。逆に負の関係とされるのが、マグロ、サケ、天ぷら、納豆、昆布ということです。

             

            ガソリン、鶏肉ともに全国1位の消費量というのは、私には意外でした。

             

            ホームページはこちら

             

             

            2018.07.20 Friday

            厚生労働省より「平成29年簡易生命表」が発表されました!

            0

              平成30年7月20日厚生労働省より平成29年簡易生命表が発表されました。

               

              これによると、男性の平均寿命は81.09年、女性の平均寿命は87.26年で、どちらも前年を上まわりました。平均寿命の伸びは、ガン・心疾患・脳血管疾患の死亡率の変化が関係しているということです。

               

              生命表上で、出生者のうち半数が生存すると期待される年数を「寿命中位数」というのですが、平成29年においては、男性84.08年、女性90.03年ということです。

               

              ちなみに、今年60才になる人の平均余命は、男性23.72年、女性28.97年です。こうしてみると、我々世代の残された時間はそんなに多くないということも言えます。残された時間を悔いを残さないように生きていくことと、後に残る次世代のために何ができるのかを考える時期にもさしかかかっています。

               

              ホームページはこちら

               

              2018.07.16 Monday

              生活保護の現状について

              0

                厚生労働省の平成29年5月に公表された資料によると、

                 

                生活保護の受給者数は、214万人、約164万世帯ということです。予想はしていましたが、このうち96万7552人(45.5%)は65才以上の高齢者で、高齢者の伸びが大きくなっています。

                 

                世帯類型別の生活保護受給世帯数では、65才以上の高齢者世帯が83.9%とダントツで、傷病・障害者世帯(43.0%)、母子世帯(9.9%)、その他の世帯(26.3%)でした。(平成29年2月時点)

                 

                世帯類型別の構成割合では、高齢者世帯は、51%、傷病・障害者世帯(26%)、母子世帯(6%)、その他の世帯(16%)でした。高齢者世帯の90.8%が単身世帯ということなので、「おひとりさま」になったとたんに年金だけでは生活が立ちいかなくなる現状を表しているようです。

                 

                ちなみに、山口県内の市町村の住民1人当たりの生活保護費ランキング(市町村が支出する生活保護費を管轄区域の人口で割ったモノ)では、1位下関市(3万1200円)、2位宇部市(2万9300円)、3位山陽小野田市(2万4500円)となっています。高齢で生活が苦しくなったと感じたら、遠慮せずに一度、宇部市の生活支援課を訪ねていかれればと思います。担当は、給付係(34−8312)、保護係(。械粥檻牽械隠后き■械粥檻牽械横押き34−8717,ぃ械粥檻牽械隠検砲任后

                 

                ホームページはこちら

                 

                 

                 

                 

                2018.07.01 Sunday

                平成29年度の国民年金の保険料納付状況

                0

                  厚生労働省より平成29年度の国民年金の加入・保険料納付状況が発表されました。

                   

                  これによると、国民年金の第1号被保険者は、厚生年金保険被保険者数の増加に伴い、平成29年度末で1505万人と、前年に比べて70万人減少しています。保険料納付状況をみると、平成29年度の納付率は、66.3%となり、前年度の65.0%から上昇しています。

                   

                  国民年金の納付率は高いとまでは言えないまでも、現在の非正規社員が多数存在する状況を考えると、堅実に納めている者が多いとも言えるのではないでしょうか。

                   

                  ちなみに、山口県の納付率は、平成29年度分72.72%(全国14位)平成28年度分77.25%(全国15位)平成27年度分78.66%(全国15位)と結構真面目に納めていることが分かります。納付率の1位は島根県(80.57%)、2位は富山県(78.68%)、3位は新潟県(78.61%)でした。ワースト1位は、沖縄県(49.14%)、2位は大阪府(56.68%)、3位は東京都(62.39%)でした。なんとなく県民性が表れているようでおもしろいと思いませんか。

                   

                  ホームページはこちら

                   

                   

                   

                   

                  2018.06.28 Thursday

                  NISAの利用状況(平成29年12月末時点)

                  0

                    金融庁発表のNISAの利用状況の確定値(平成29年12月末時点)です。NISA取扱金融機関は全部で694法人です。

                     

                    1 NISA口座数(平成29年12月末)

                     総数 10,991,969 口座

                     20歳代 468589 (4.3%)、30歳代 1128471 (10.3%)、40歳代 1695166(15.4%)、50歳代 1874654 (17.0%)、60歳代 2630521 (23.9%)、70歳代 2180741(19.8%)、80歳代以上 1013827(9.2%)

                    60歳代の比率が高いのは、退職金を手にして比較的余裕があるからでしょう。40歳代、50歳代も比較的多いのは、やはり老後の資金不足を不安に感じているからでしょう。70歳代が20%以上無いというのは、意外でした。

                     

                    2 NISA口座における買付額

                    イ(平成26年〜平成29年中)

                     合計 1,253,241,526 万円

                     上場株式 472362838 (37.7%)、投資信託 748990147 (59.8%)、EFT 19915511(1.6%)、REIT 11973030 (1.0%)

                    投資信託と株式で大半を占めています。REITは一時好調だったのですが、東京オリンピック後のことや人口減少の影響を受けているものと思われます。

                     

                    ロ(平成29年中)

                     合計 312,286,289 万円

                     上場株式 132174728 (42.3%)、投資信託 172620322 (55.3%)、EFT 4192368

                    (1.3%)、REIT 3298871 (1.0%)

                    昨年度は日経平均株価も上昇していたので、株式の比率は高まっています。昨年度も、株式と投資信託で大半を占めています。

                     

                    3 平成29年12月末における商品別残高

                     合計 769,257,168 万円

                     上場株式 272984210 (35.5%)、投資信託 479260102 (62.3%)、EFT 9023217(1.2%)、REIT 7989640 (1.0%)

                    20歳代 15029193 (2.0%)、30歳代 55357286 (7.2%)、40歳代 99716097(12.8%)、50歳代 127699994 (16.6%)、60歳代 219079058 (28.5%)70歳代 183472175 (23.9%)、80歳代以上 69903364 (9.0%)

                    投資信託の残高が多いことから、積立方式で堅実に残高を増やしていることが伺えます。また、年代別では、口座数との比率から、60歳代、70歳代が多額の投資をしていることが分かります。

                     

                    ホームページはこちら

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    2018.06.20 Wednesday

                    年金受給者の繰り上げ、繰り下げの割合について

                    0

                      今回は、国民年金(老齢基礎年金)の受給者の繰り上げと本来支給と繰り下げの割合について考えてみたいと思います。

                       

                      平成27年度の統計によると、老齢基礎年金の受給者754万1403人のうち、繰り上げ支給を受けた人は、268万1201人(35.6%)、本来の65歳時の年金支給を受けた人は、475万7150人(63.1%)繰り下げ支給を受けた人は、10万3052人(1.4%)でした。

                       

                      繰り上げ支給を受けている人が、35.6%もいるということも驚きですが、それよりも繰り下げ支給が1.4%しかないというのは何を物語っているのでしょうか。

                       

                      経済的に苦しい高齢者が多いということでしょうか。健康に問題を抱えている人が多いということでしょうか。はたまた国に不信感を持っているということでしょうか?将来的な支払いが保証されないのであれば、少なくてももらえるうちにもらっておこうということでしょうか。

                       

                      いずれにしても、繰り下げ支給の1.4%はあまりに少ないと思います。繰り下げを選択すれば、最大限42%アップするという制度自体を知らない人もいるのかもしれません。人生100年時代に入った今日、これから年金を受ける人はよく考えたいものです。

                       

                      ホームページはこちら

                       

                       

                       

                      Calendar
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      2425262728  
                      << February 2019 >>
                      Selected Entries
                      Categories
                      Archives
                      Links
                      Profile
                      Search this site.
                      Others
                      Mobile
                      qrcode
                      Powered by
                      30days Album
                      無料ブログ作成サービス JUGEM